ダイエットの基礎

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Part.2はコチラ

Part.2


というわけでですね!

今回からは、きちんとダイエットの内容についても触れていくので
タイトルが変わりまして、

「ダイエットの基礎①」

となりました!!

さて前回までは

  • なぜ人は太るのか?
  • 減量の公式とは?
  • 公式に当てはめる値は?
  • 1日に食べたもののカロリーの求め方
  • 1日に使うカロリーの求め方


について解説してきました。
結局のところ

  • 1日に食べたもののカロリーが、1日に使うカロリーを上回れば太りますし
  • 1日に食べたもののカロリーが、1日に使うカロリーを下回れば痩せていきます。

これを図にまとめると

こうなります


これをさらに視覚的にわかりやすく
シーソで表してみます。

数式アレルギーの方向け


このシーソーを左に傾ければ体脂肪は減少し、痩せていきます。
左に傾けるためには、右側の重りを下ろしましょう。

つまり、1日に食べたもののカロリーを減らす、という事です。

食事制限ですね。


もう一つ、シーソーを左に傾ける方法があります。

それは、左側に積む重りを多くするという事。

言い換えると、1日に使うカロリーを増やすという事ですね。
そのためには、たくさん動いて活動量を増やすか
筋トレによって基礎代謝を増やすかの大きく2通りの方法があります。

たくさん動いて活動量を増やす。
有酸素運動なんかはここに含まれます。

ただ、有酸素運動はやった時だけしか重りを積むことが出来ません。

しかし、筋トレによって筋肉を増やしておけば
日常的に使われるカロリーが増え、
筋肉がある限りはシーソーが左に傾きやすくなります。

筋肉はエネルギーを消費して力を発揮する機関です



更に、筋トレを行うことにより
体重低下、筋量増加だけではないたくさんのメリットがあります。

詳しくはコチラ↓



さて、シーソーを傾ける方法について
2方向からのアプローチをご紹介しました。

この2つは、どちらか一つだけを行えばいいというものではなく
2つを同時に実施することで効果を発揮します。

特に、極端な食事制限のみを行うダイエットでは
体脂肪だけでなく、筋肉も減少してしまいます。

この方法では、確かに「体重」という数字は
少なくなるかもしれませんが
健康的ではありませんし、もっと悪く言えば
この方法で痩せていくのはただの


「栄養失調」


とも言い換えることができます。

しかも、基礎代謝が下がることで食事量を元に戻すと
今まで以上にリバウンドしてしまうリスクもあります。

筋肉を付け、自身の理想とするボディラインを整え、
基礎代謝を向上させることで太らない範囲での十分な食事の量を確保し、
しっかりと栄養を摂りながら痩せてく。
これが理想のダイエットではないでしょうか?

最後に


ダイエットというとどうしても体重を減らしていく事に
こだわってしまう方が非常に多いです。
ですが、ダイエットに重要なことは


「体重を減らすこと」


ではなく

「体脂肪を減らすこと」

です。

今までよりも体に筋肉が付くと、もちろん体重は増えます。
ですが、体脂肪と筋肉では密度が違います。
同じ体重でも見た目は劇的に変わります。

体重という数字にとらわれず、鏡に映る自分の姿を見て
これからのダイエットに取り組んでいきましょう。

くれぐれも無理な食事制限をして、
不健康な体になってしまわないように気を付けてくださいね!!