サバは朝に食べるのが一番いいという話
こんにちは!
大阪・谷町六丁目でみなさんの
ダイエットや筋量の向上をお手伝いさせていただいている
トレーナーのサトナカです!!
今回はテレビでも度々話題になる
超健康食品
「サバ」
について
「時間栄養学」
という概念にも触れながら解説していければと思います!
参考論文
1.サバの何がいいの?
サバなどの青魚には
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
- EPA(エイコサペンタエン酸)
という人間の体内では作り出すことのできない
脂肪酸が含まれています。
この2種類の脂肪酸は
- 心血管障害の抑制効果
- 抗アレルギー効果
- 脳機能向上効果
- 脂質代謝の改善効果
などの様々な機能があります。
サバを食べるとめっちゃ健康になります!
しかも、この脂肪酸たちは体脂肪の分解にも一役買ってくれるので
ダイエット中の脂質源にぴったりなのです!
2.時間栄養学って何?
時間栄養学とは、従来の栄養学に加え
「何を」「どのくらい」「どのタイミングで」食べるのが効果的か
を考えていくものです。
人間の持つ体内時計では1日が24.5時間というサイクルで動いています。
実際の1日の時間とずれが発生するため、この体内時計をリセットしていく事が大事になります。
この体内時計がリセットされずにずれていくと
- 睡眠障害
- うつ病
- 肥満
- 糖尿病
- 免疫・アレルギー疾患
- がん
などの発症にもつながることが分かってきました。
では、どうやってこの体内時計をリセットしていけばよいのでしょうか。
そのカギは食事が握っているのです。
なぜサバは朝に摂るのがいいのか?
先述の通り、サバに含まれるDHA・EPAは体にたくさんの
良い影響をもたらしてくれます。
その他にも、サバの油はインクレチンである GLP-1 を上昇させ、インスリン分泌を上昇させます。
インスリンが有意に上昇すると、体内時計のリセットを引き起こしていることが分かりました。
インスリン分泌は高GI 値の炭水化物を摂取する事でも上昇しますが、
ダイエットを行っている際には白米等の高GIは避けたいもの…
そんな時にサバを摂取することで体内時計をリセットし、
健康を維持したままダイエットに臨むことができます。
その上、サバに含まれるDHA・EPAは夕方に摂るよりも
朝に摂取したほうが血中濃度の体か割合が少なくなるという報告もあるのです。
脂質の多い食事は朝に食べた方が太らない
サバに関わらず、同カロリーの高脂肪食を
それぞれ朝と夕方にマウスに与え、体重推移を測定する実験では、
夕方に高脂肪食を摂取したマウスでは有意に体重が増加し
メタボリックシンドロームの様な症状を発したのに対し
朝に高脂肪食を与えたマウスでは体重の増加が抑制された。
という実験結果も上がっています。
さらに、夕方に高脂肪食を摂取すると、体内時計のリズムが狂う
可能性も示唆されています。
こうなってくると、
夕食に揚げ物を食べると太りやすいのに加え
体内時計が狂って生活が夜型になる。
夜型の生活を送っているために朝にお腹が減らず
夕食にカロリー摂取の比重が偏る。
といった悪循環が生まれます。
さいごに
一日の中で、どのタイミングに何を食べるのか
という事の重要性についてサバを一例として
挙げながら解説してみました。
結論
- サバはとってもいいぞ
- サバは朝に食え
- 油モノは夜に食べるな
- どうしても食べたいなら朝に食え
- 夜型生活に要注意
という事です。
規則正しく、朝から活力的な生活を行うことが
何より健康において大事なことであることをご理解頂ければ幸いです。