その不調、自律神経の乱れが原因ではありませんか??


こんにちは!
大阪は上本町、谷町六丁目で
みなさまのダイエットとトレーニングをお手伝いさせていただいている
パーソナルトレーナーのサトナカです!!

この記事を書いている3/13はちょうど
春の入り口!!という感じで
こんな季節の変わり目には体調を崩してしまう
なんて方も多いのではないでしょうか??

その原因、自律神経の乱れによるものかもしれませんよ…?

寒暖差や転勤、環境の変化が多いこの季節だからこそ
自律神経について知ってもらいたいということで
今回の記事を書くことにしました!

そもそも自律神経って何?

言葉としてはよく聞く「自律神経」ですが
実際は、どういったものなのでしょうか?

自律神経とは…

人間の体内には無数の神経が存在する。
その中で、内臓の働きなどを調整する役割を担うのが
「自律神経」である。

メディカルジャパン立川様のHPより引用

↑の画像のように、
人間の体の隅々まで神経が張り巡らされています。

そのなかで、内臓や目の働きを司るのが自律神経なんです。

自律神経は2種類に分けられる

自律神経は

  • 交感神経
  • 副交感神経

に分けられます。

この2つの神経は相反する働きを持ち
バランスをとりながら人間の体を動かしています。

交感神経、副交感神経がそれぞれ優位に働いた場合の
体の機能を比べてみてみましょう。

交感神経優位副交感神経優位
瞳孔拡がる収縮する
呼吸荒くなる静かになる
血圧高くなる低くなる
血糖値高くなる低くなる
空腹感感じにくい感じやすい
発汗多い少ない
交感神経、副交感神経の働き

表を見てわかる通り、
交感神経が優位にあるときは人間の体は活発に動き
副交感神経が優位にあるときはリラックスしようとします。

仕事や趣味に没頭している時はお腹が減りにくいのに
暇な時ほど何か食べたくなるのはこういった
自律神経の作用が関係しているんですね。


さらに、自律神経は副腎にも作用し
各種ホルモンの分泌も調整してくれます。
特に、筋トレを頑張っている人は
成長ホルモンを多く出すことが重要となるので
自律神経のケアは怠らないようにしましょう。

自律神経が乱れると…

前述のように、交感神経と副交感神経が
相互に影響しあうことで人間の体は動いています。

日中は交感神経を優位にして体を動かし
夜は副交感神経を優位にすることで1日の疲れをとります。

しかし、この自律神経のバランスが乱れると

  • 吐き気や多汗
  • 全身のだるさ
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 手足のしびれ
  • 動悸
  • 不整脈
  • めまい
  • 不眠

などの様々な不具合が出てきます。

深刻な場合には
「自律神経失調症」や「神経性胃炎」、「過敏性腸症候群」、「メニエール病」
を引き起こすこともあります。

自律神経の乱れはなぜ起こるか?


様々な不具合・不調を引き起こす自律神経の乱れ。
原因は何でしょうか?

実は、この自律神経の乱れについては
明確な原因は分からない。
というのが現段階での科学的な結論です。

とはいえ、大きな影響を与えるのは2つ

  • 加齢
  • ストレス

です。

加齢による原因


例として「更年期障害」が挙げられます。
特に女性では、加齢に加え閉経後に
女性ホルモンの分泌が少なくなり
震えや多汗などの症状が出てくるのです。

男性にも加齢による
男性ホルモン分泌の減少がみられることがあり
女性と同様の症状が現れる場合があります。

ストレスによる原因

年齢にかかわらず、ストレスは様々な形で受けているものです。

仕事や人間関係だけでなく、トレーニングによる身体的なストレスも
体の不調に大きくかかわっています。

特にこの春という時期は
自身を取り巻く環境が大きく変わり
知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでいるという事が
少なくありません。

これらを避けるためには、根本的な
ストレスの原因を取り除くことが一番ですが
現代社会においては避けられないものがほとんど。

自分なりのリフレッシュ方法を見つけ
精神的にも肉体的にもリラックスさせていく事が重要です。

おわりに


自律神経の役割から、
自律神経の乱れによって引き起こされる体の不調。
そして、その原因について解説してきました。

中でも避けることのできない加齢。
歳をおう毎に体は疲れやすく、回復しづらいようになってきます。
若いうちはこれくらい大丈夫だったから!
と、無理をせず自分の体としっかり向き合って
休むべき時は休む。
というスタンスが重要になってきます。

また、自律神経の乱れはストレスによっても引き起こされます。

バリバリ仕事を頑張っていきたいビジネスマンや
日々体を鍛えるトレーニーは
特に自律神経の調子を整え、身体機能の正常化を目指していきましょう。

いつまでも健康で活力的な生活を送るためにも
休養の重要性が伝わればと思います。

それでは、今回はこの辺で。